赤い角を稽古中につけてたけど、本当は黒を発注したのに。。。って話は長くなるのでやめときます(笑)
他にも

こんな牙をつけようかと何種類か購入したが、話すと外れちゃうから却下^^;
稽古は、夜6時から9時頃までで、時間になったら稽古場に入り、終わったらさっさと帰るみたいな感じで、共演者とは、「おはようございます」と「おつかれさまでした」ぐらいしか会話をかわさず。。。はたして上手くいくのか?と私自身も疑問に思っていました。
ここで悪魔くんの心配を払拭する気持ちの変化が起こりました。3つありまして
1つめは、本番前に懇親会をひらこう というものでした。スタッフも役者も一緒になって12月22日に西田家で。
悪魔くんは、実はミーハーで、共演者たちとの2ショット写真に成功。勝手に親近観がわくのです。







2つめは、舞台監督 船越さんと演技指導 吉賀さんの合流。
12月25日から29日まで5日間集中して稽古をいたしました。
これ以前の稽古では 舞台の照明やスクリーンにどう映されるのか、どんな音なのか 衣装は 小道具は。
イメージがつかめないままでしたが、こんなプロジェクションマッピングです。と言われて見て「おおおー」と思いました。
実際、県民文化センターに入って本物を見た時はもっと驚きましたけどね。
こういう映像の演出に役者の演技が負けてはならない。と強く感じた瞬間でした。
まぁ、舞台監督なんだからそうなんでしょうけど、本当に隅々まで見ていて彼の頭の中ではイメージがもちろんできているのでしょう。この5日間の稽古でも的確な提案がされリーダーシップをとっていただきました。
悪魔くん最後のセリフ
「あなたに幸せになってほしい。そして生まれてきてよかったと思ってほしい。それが寺谷和章という人の最後の願いだったんだ」

実はこのとき早野と寧々は舞台上に居る設定でした。ところが、悪魔くんの見せ場と言うことで、吉賀さんと船越さんから二人をそのセリフの前にハケさせる。となりました。
9日のお昼の部を観覧された方はおわかりかと思いますが、このセリフ後の暗転と同時に会場から拍手が起こったのです。
いやぁ気持ち良かったですね~。上そでにハケるなり、お手伝いにきていた坂田くんが「拍手ですよ」と。私はにっこり笑っていました。
ありがたいシーンをいただきました。拍手は吉賀さんと船越さんに送りたいです。
3つめは
高尾六平さんです。集中稽古のときにわかったのが、お住まいが私の帰る方向なので、私のマイカーで何度か送らせていただきました。
車内では芝居の話もするけど、釣りに行った話しや、一緒に出た映画の話など、濃密な時間を共有させていただきました。
「柿ちゃんは、楽しみながら稽古してるね~。いいよ」とおっしゃっていただき、更にいろんあアイデアを考えたものです。
元々同じ作品で共演していました 「浮気なストリッパー」「シネマの天使」など。
でも現場でお会いしてゆっくり一緒にいたのは「星籠の海」の衣装合わせで福山入りしたときからです。
同じシーンに出させていただき、また来年公開の「こいのわ」でも同じシーンに。
六平さんには、私もこの舞台稽古で感じたことを話せたので、自分の中でもいろいろ整理できました。
さて、お気づきでしょうが昨日につづき長文です。
おそらくエンジェルボールと同じその④までのシリーズになりそうです(笑)
つづきは明日のブログで。

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