悪役俳優「柿 辰丸」の世界

セリフと記憶

今回の映画は台本も早くいただけてセリフもどんな状況でも言えるよう覚えました。
もちろん、アクティブ・ブレイン・セミナーの記憶法を使っています。
実際、書類に書いてあることを読みながらセリフはスタートする演技なのですが、
書類に何が書いてあっても覚えているセリフを言えばいいのだから、といろいろ想定はしていました。

ドライといって、いわゆるリハーサルのような時に、見る書類はコレですか?と助監督に聞きました。
というのも全く関係ない書類だったので。。。助監督からは「はい」と言われ、まぁ想定内なので
覚えたセリフをあたかも書類を見ながら話しました。
監督から、立ってもっと早口でまくしたてましょう。とのリクエスト。

現場の大会議室
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助監督(黄色のシャツ)と話しているのが高尾六平さん。

本番前に何度か練習をするのですが、全く違う字を見ながら早口となるとセリフは覚えているものの
いわゆるセリフを噛んでのNGを2回もだしてしまいました。
いいわけするならば。。。実は2ケ所、漢字の読み方がちがっていたのです。
注ぐ⇒そそぐ と読んだら つぐ だったのと 陥る⇒おちいる だと思ったら おとしいれる でした。
1回長期記憶に間違ったセリフを入れてるので微調整に失敗したんですね。おはずかしい。

監督から「セリフが長いのでけずりましょう」と言われ持っている書類を見て
「あれ書類が違うね」と言って本来もたなきゃならない書類をもってきました。だから事前に聞いたのに(涙)
それにはまさにセリフそのものが書いてあります。
読みを間違ったところにカナでかけば大丈夫だと思ったのですが
結局3分の1削られました。確かにすっきりして話しやすいのですが役者としてはそれだけ映っている時間も減るし
悔しいなぁという感情をもったまま本番スタート。

風間杜夫さんとの会話という緊張感もあってか、セリフの冒頭「新製品開発。。。」の新製品で更に2回噛みNG連発。
いやぁ23年俳優してますが、あんな簡単な単語で間違えることは初めてですね。
さらに、「研究は婚活だと。。。」というセリフでは「研究はコンケツだと。。。」とまたまたNG(泣)

セリフは完璧に入っていても、活舌や感情を入れる際に集中してないとミスをする良い勉強になりました。
記憶は完璧なのに口でそれを間違いなく話す作業に対して、まだまだ修行が足らんなと落ち込みました。
結局は覚えていても間違えたら、覚えていないと思われる。これは屈辱ですからね。
あれだけいつ何時でも気がつけばそのセリフを言ってるくらい2週間反復練習して完璧だと思っていただけにショックも大きかったのです。それでも本番に間違えたら俳優としては完璧でないわけですから。

でも、出来上がりが楽しみです。見ている人には成功したシーンしか見られないですからね。ガハハハ。

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